誰も知らない
これは、映画のタイトルだ。
是枝監督 柳楽優弥が、14歳の時アカデミー賞主演男優賞を取った作品だ。
怖かった こんな生き方をしている人間が存在するのも知らなかった。まさに題そのものだ。
この恵まれた時代に戸籍のない子供たちが存在するのだ。親にも捨てられ。働く所も見つから兄弟を支えるお兄ちゃんすごい。よく家のことをしていた長女お母さんから名前を「きょうこちゃん。」から「きょうこ」と名前の呼び方が変わってから家事をしなくなった。大好きなお母さんに捨てられたと気づいたからだ。
4人の子供たちは、生き抜いた。お兄ちゃんの友人のカップラーメンを食べてしまった弟それから弟へのお兄ちゃんの友人とお兄ちゃんの体罰そして死ぬ 他のアパートの住人もそれを気づかない。他人に無関心な現代 東京 だからこの生活がある意味できたんだと思う。
私は、2人の子供を持つシングルマザーだ。この母親の気持ちがわからない。4人の子供たちをちゃんとみるべきだと思う。貧しくとも一緒にいてあげるべきだったと思う。生まれたという証出生届も出すべきだと思う。出せなかったのも母親の生き方なのだろう。生き方は、自由だ でも 子供達は生きる権利がある。子供が欲しくても授からない家庭も山ほどある。今は、生活保護で生活するという手段もある。行政に相談すべきだったと思う。
母親も最初は、頑張って育てていたと思う。どうして4人も産んでしまったのだろう。でも、母親は、母である前に女であった。
ただそれだけだろう。
これは、実話なのだ。長男は行方不明らしい後の2人の子供は、児童養護施設に入っているらしい。壮絶な人生をたくましく生きた子供達。
泣くに泣けない物語だ。
今、ニュースでは、食べられない子供がいるという。お母さんも仕事がないという。本当なのかと自分は思う。私は、選ばずに頑張っている。今は、看護補助という仕事をしている。
患者さんから、いっぱいありがとうの花束💐を頂いている。ある意味幸せだ。体は、辛いことも多々ある。
先日知ったのだが、ミャンマーの山奥は、出生届も出していない子供達も多いそうだ。世界でも多くの戸籍のない子供が今も生きている。
これも誰も知らない話
私は、離婚はしたが、娘と息子の人生の舞台に共演者として一緒に歩ませていただき本当に幸せです。
決して裕福には、してあげられなかった。でも、一緒に居るだけで幸せです。
ありがとう感謝の気持ちでいっぱいです。
これで正解ではないけれど、正解でもあると思う。私は、精一杯生きた。子供と向き合っている。最高に幸せな母親だ。
誰も知らないという映画に出会ってよかった。
この世の子供達が、少しでも過ごしやすい状況になるように。この子達が、この境遇に負けずこれを糧にして大きな心の人間になることを祈っています。そして、後には幸多かれの人生が歩めますように…